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ペット情報サイトCoo(クー) 編集部|投稿日 2017-09-19
ネコの毛色は様々ですが、ざっくりと9種類の色柄があり、例えば「キジトラ」の足先に白い靴下を履いたような猫は「キジ白」というように、色と柄の組み合わせで大体24種類くらいに分けられるといわれています。
ネコは犬や他の動物に比べると圧倒的に毛色の種類が多く、その毛色によって性格のパターンがあるとされています。もちろん、生育環境や個体差もありますし、ここではあくまで「そういう話もある」というくらいで書いてみたいと思います。
人間でいえばO型の血液型の人はおおらかで・・というような感じですかね。ちなみに筆者の血液型は世間で神経質といわれているA型です。部屋の掃除は毎日しますが、引き出しの中はグチャグチャだったりします(笑)
血液型からの性格云々はアレですが、ネコの毛色については、過去に飼った猫たちのことを思い返してみると、結構当たってるかも?と思ったりもします♪
キジトラは茶色ベースに黒のシマ模様が特徴で、野生味がもっとも強く残っているネコです。ノラちゃんにも多いので、日常生活でよく目にするタイプのネコちゃんだと思います。
口回りが白く鼻は茶色。尾の先のほうは濃い色で、お腹にもシマ模様があります。
性格はやんちゃで縄張り意識が強く、警戒心が強いといわれています。
メラニン量は多めで、肉球の色は黒色か茶色。白が入るとキジトラ白になります。
茶トラは遺伝的な関係でオス猫が多く、そのためオスの特徴がよく現れていて、人懐っこくて甘えん坊です。そして食いしん坊なので体が大きくなる傾向があります。少しヤンチャな面もありますが、そこもまた可愛いネコちゃんです。
肉球は、ほとんどの茶トラがピンク色です。
茶トラに白が入ると茶トラ白、茶色が薄くなるとクリーム・タビーという毛色で区別されるようになります。
茶トラにオスが多いと書きましたが、三毛猫はほとんどがメスになります。オスの三毛猫はとても希少価値があり、三毛猫のオスが生まれる確率は3万分の1しかありません。
三毛猫の殆どはメスなので、メス特有の性格をしていますが、三毛ちゃんは女子の中でも一番の女王様タイプ。わがままでクールだけれど、自分が甘えたいとき(だけ!)はスリスリしてくるツンデレ。いわゆるネコらしい性格のネコちゃんが多いです。
鼻はピンクになることが多いですが、ピンクに黒が入ることもあります。肉球はやはりピンクが多いですが、鼻同様に黒の入る場合もあります。
三毛猫の毛色が薄い色になると「ダイリュート・キャリコ」と呼ばれますが、両親から入る特定の遺伝子によって色が薄まりますので、ちょっと珍しいカラーですし、なんともホンワカ柔らかな感じがしますね。