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ペット情報サイトCoo(クー) 編集部|投稿日 2017-10-06
昔、「なめ猫」って流行りましたね。
暴走族風のコスプレ衣装を着たネコたちで、キャッチフレーズが「なめんなよ」。
調べてみたら1980年代前半にブームになったとのことなので、知らない世代も多いですね。ビックリ!
今回はその「なめ猫」ではなく、舐めるネコの心理について書いてみたいと思います。
ネコはとても綺麗好きなので、毛づくろいは日課ですし、様々な理由で自分や同居ネコの毛を舐めますが、それ以外でも舐める仕草をします。
あまり舐めないネコちゃんもいますし、よだれだらけになるほどペロペロと舐めてくる子もいるので、「どんな気持ちなのかな?」とちょっと聞いてみたくなりますよね。
そこで今回は舐めるネコの気持ちをご紹介します。
外出先から帰宅をして、「ただいま」の言葉と共に、ネコに手を差し伸べる飼い主さんは多いと思います。
その時、ネコが真剣な眼差しで指のニオイをかぎ、ペロリとなめてくることがあります。
これは、大好きな飼い主さんが違うニオイをつけて帰ってきているので、「むむむ?」とニオイを確かめているのです。
これはネコ流のボディチェックなので、満足するまで確認させてあげましょう。
大好きな飼い主さんを体中で感じたいので、体臭の付いた靴下や洋服を好む猫は多いです。
脱衣所に脱いだ服を無造作に置いていたりすると、その上で寛ぐネコちゃんもいますよね。
それはネコちゃんにしてみたら、至福の時でしょう。
では、なぜ靴下や洋服をなめるのでしょう?
それは、飼い主さんのニオイを確認したので、ここぞとばかりに毛づくろい衝動に駆られてしまうからなのです。
夜、眠っているときに顔をなめられることはありませんか?
これももう完全に「構ってほしい!」というアピールなんです。
本来、ネコは夜行性の生き物なので、夜中でも元気に走り回ったりしますよね。
同じように、急に甘えたくなることもあり、夜中だろうが朝だろうが飼い主さんを必死に起こそうとします。
ベッドの端をガリガリしたり、体の上に乗ったり前足でツンツンしてみたり。
それでも起きないと顔や足をぺろりと舐めてきたりします。
甘えたいモード全開なので撫でてあげたりすると喜びますが、一度かまうと覚えてしまい、しょっちゅう起こされる羽目になることもお忘れなく。