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ワンちゃんのシャンプーをお家でしてみよう

出典元: shutterstock.com

ワンちゃんのシャンプーをお家でしてみよう

ペット情報サイトCoo(クー) 編集部|投稿日 2017-10-06

犬のシャンプー

犬の毛には毎日のお散歩でつく汚れはもちろん、空気中のニオイや皮脂などが付着しています。
シャンプーは体を清潔にするために必要なケアですし、ケアを怠ると皮膚炎を起こしてしまったりもします。
シャンプー嫌いな子は少なくないので、シャンプー嫌いにならないように注意点などを解説します。

頻度 

仔犬の場合は1回目のワクチンを打ってから、初めてのシャンプーをしましょう。
犬種や体質などにもよりますが、平均的なシャンプーの頻度は月に1回くらいを目安にしてください。
犬も体を洗わずにいると、体のニオイや皮脂、フケが目立って来るだけでなく、長毛のワンちゃんでは毛玉が出来たり、被毛がボサボサ・ゴワゴワになってしまったり、皮膚炎を発症してしまう場合もあります。
逆に洗いすぎると肌荒れになってしまうこともあるので、注意しましょう。

老犬の場合は、シャンプーの頻度を少なくし、時間を短縮して心臓に負担を掛けないようにしてあげてください。

準備

お風呂場は犬が普段あまり行かない場所なので、犬にとっては不安で居心地が悪くなるかもしれません。
初めてのシャンプーをする前に、毎日にお散歩から帰ってきたら洗面器にお湯を入れてタオルで足を拭いたり、お風呂場やシャワーの出る音に慣れるように練習することをお勧めします。

シャンプーの前に、まずはブラッシングをします。
絡み合った毛をほぐし、不要なアンダーコートを取り除くことで泡立ちもよくなりますし、シャンプー後のドライヤーもしやすくなります。
特に長毛のワンちゃんは毛が絡みやすく毛玉もできやすいので、首の周りや耳の後ろ、内またなど毛玉ができやすい部分は念入りにブラッシングを行ってください。

さて、初めてのシャンプーです。
ここで不快なことと感じてしまうとシャンプー嫌いになってしまうので、ますは水温・水圧などは特に気を付けてください。

怯えている状態でいきなり水を掛けたりせず、優しく声をかけたり上手に座れたりしたら褒めてあげてくださいね。
出来るだけ安心していられるように、滑り止めなどを敷いてあげるのも良いでしょう。

シャンプー

お湯の設定は温めに、まずは少しづつシャワーを流して音に慣らしていきます。

シャワーヘッドをワンちゃんの体に当てながら、まずはお尻・尻尾から濡らしていきます。
その後に、背中からお腹にかけて、そして胸・四肢、最後に顔を濡らします。
顔は特に濡れるのを嫌がったり怖がったりする子も多いので、直接シャワーヘッドを当てずにスポンジやタオルなどを使って優しく濡らしてくださいね。

犬用のシャンプーは種類が豊富にあります。

皮膚の状態や毛の状態、低刺激のものや薬用のシャンプー。
ショードッグ用にカラー(被毛のカラー)別のシャンプーなどもあります。犬種によって被毛のタイプも違いますし、用途も色々なので、それぞれのワンちゃんに合うものを見つけてください。
アレルギーや皮膚病を患っている子は、必ずかかりつけの獣医さんと相談して、使うシャンプーを決めるようにしてください。

人間用のシャンプーは犬の皮膚には刺激が強すぎるので、必ず犬用のシャンプーを使うようにしましょう。

しっかりと毛が濡れたところで、いよいよシャンプーをします。
シャンプー剤をよく泡立て、背中から腰、お腹、顔を優しく地肌をマッサージするように洗っていきます。
肛門や陰部まわりなどは汚れがこびりつきやすいので、丁寧に洗ってあげてください。
顔を洗うときは耳や目、鼻にシャンプーが入らないように、顔を少し下に向けて撫でるように優しく洗ってください。

洗い流すときは、顔から流していきます。
シャンプー剤が残ると皮膚炎やフケの原因になるので、しっかりと洗い流してくださいね。
目の周りは特に気を付けて、濡らしたタオルなどを使って、細かいところも優しく注意深く拭き取るようにしてください。

乾かす

シャンプーが終わったら、タオルで全身をよく拭いて、ドライヤーで乾かしていきます。

ドライヤーの温度は低温か送風で、ある程度の距離を保ちつつお腹から乾かしていきます。
ドライヤーの温度が高かったり近すぎたりすると火傷してしまうこともあるので、十分に気を付けるようにしましょう。
長毛種のワンちゃんは毛が絡みやすいので、スリッカーブラシなどで梳かしながら風を当てていきます。

半渇きは皮膚トラブルやニオイの原因にもなりますし、少し時間はかかりますがしっかりと乾かしてあげてくださいね。

 

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