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パグ

パグ

パグの起源

パグは中国で古くから飼育されていた犬種です。
最初の記録は紀元前600年頃で、中国の美術品等にも登場し、今のパグに近い容姿になっていたようです。

17世紀にオランダの東インド会社がヨーロッパにパグを伝えて、広く愛されるようになり、イギリスのウイリアム3世やエカテリーナ2世などが愛した犬としても有名です。

 

パグの特徴と性格

パグはスクエアな体躯とがっちりした筋肉質、大きな目で縦にしわのある顔が特徴です。
しっぽは巻いています。

明るく陽気で素直な性格で、比較的飼いやすい犬種といわれていますが、愛くるしい見た目とは裏腹に頑固でマイペース、プライドが高い一面もあります。
警戒心が少なく無駄吠えもあまりないので番犬には向きませんが、幼犬の時からの躾で良い家庭犬になるでしょう。

 

パグとの生活

パグは短毛ですが、ダブルコートなので下毛があり換毛もするので抜け毛はあります。
鼻先が短いのでいびきをかきやすいです。暑さ寒さに弱いので、室内の温度管理に注意してあげてくださいね。

パグで起こりやすい病気として、呼吸器疾患以外にパグ脳炎と呼ばれる疾患があります。

正式な病名は壊死性髄膜脳炎といい、突然、痙攣を起こします。
症状がてんかんとよく似ていますが、ふらつき・旋回・斜頸(しゃけい)などの症状もあります。
パグ以外の犬でもありますが、パグの場合は重症化しやすく、予後不良に陥ることが多いのでパグ脳炎と呼ばれるようになりました。
パグ脳炎は短い期間に症状が進行して死に至るケースも多いので、早めに診療を受けるようにしてください。


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