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チワワ

チワワ

世界最小の純血種として知られるチワワは、一般的にはメキシコに存在したとされる「テチチ」という犬が祖先と考えられています。
アステカ文明のころから飼われ、儀式の生贄とされたり食用になっていた時代もあったようです。

チワワの四肢は細いですが、ボディは意外にがっちりとしています。
アップルヘッドと呼ばれる頭部の形はチワワならではのもので、ほかの犬種にはありません。
超小型犬なので体重規定は厳しく定められていて、500g未満のものや3 ㎏超の場合はショードッグとしては失格とされています。

小さな体に大きな目がとても可愛らしい印象ですが、活発で明るく好奇心が強く、非常に保守的で家族とそうでない人をはっきりと区別します。

とても勇敢で侵入者に対しては敏感に反応し番犬として優秀ではありますが、社会性が強くないため、防衛意識が強くなりすぎると無駄吠えをすることもあります。

幼犬の頃は手の平に乗るほど小さく、心配のあまり過保護にする家庭がありますが、決して良いことではありません。
運動量そのものは室内だけでも足りますが、精神的に落ち着いた飼いやすい犬とするためには、毎日散歩をし、家族以外の人間や他の犬とも触れ合うようにしましょう。

被毛は短毛のスムースとロングとありますが、温暖な地域原産で毛量が多くないために寒い冬は苦手です。
衣類を着せるなど、工夫をしてあげてください。
身体が小さいことから、夏の暑さにも強くはありません。
室内の温度管理を十分に行ってあげましょう。
 


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