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マルチーズ

マルチーズ

マルチーズの起源

マルチーズは地中海に浮かぶマルタ島原産で、世界で最も古い愛玩犬の一種とされています。
紀元前にフィニキア人がマルタ島に持ち込んだ犬が元になったといわれていますが、あまりに昔のことなので記録などには残っていません。

14世紀初めにはイギリスに持ち込まれ、ヘンリー8世をはじめとした上流階級の人々に人気を博し、15世紀にはフランスへ渡り、19世紀には他のヨーロッパ諸国でも一躍流行犬となり、イギリスのビクトリア女王もマルチーズを飼育していました。

長きにわたり世界中で愛されてきたマルチーズですが、日本に入ってきたのは1960年頃とされています。
1968年から1984年まで15年にわたり登録数1位という人気ぶりでした。


マルチーズの性格

マルチーズは、基本的には飼い主に対しては愛情深く従順で、初心者でも飼いやすい犬種です。
人懐っこく明るい社交的な性格ですが、警戒心が強くシャイな一面もあります。また、小さく愛らしい見た目からは想像できませんが、大きな犬にも怖気づかずに吠えたりに向かっていくような強気な行動をする個体も少なからずいます。
子犬の時期にお散歩などを通して他所の人や他の犬たちと触れ合い、沢山かわいがってもらうことで、マルチーズ本来の明るく社交的な性格を引き出せるようにしましょう。

 

マルチーズの特徴

体調は体高より長めで、体重はオスメス共に2.5kgから3.2kgが理想とされています。

地中海の温暖な島原産のマルチーズの被毛は、アンダーコート(下毛)のないシングルコートですが、雪のような純白で絹糸のように細く長く、その被毛は鼻先から尾まで体の両側に垂れ下がっています。被毛とは対照的に、鼻、唇、目の縁や肉球は真っ黒です。

ドッグショーでは目にかかる長い被毛をリボンでまとめる「トップノット」を一つ作りますが、マルチーズだけは上記の画像のように正面から見て左右の2つにまとめます。上品でとても可愛らしい印象になりますね。
美しい純白の被毛は絹のように柔らかいので、毎日のブラッシングと共に、汚れやすい目と口の周りを清潔に心がけてあげましょう。

温暖な地中海のマルタ島原産の犬なので、暑さ・寒さにはあまり強くなく、屋内で飼うのが一般的です。

マルチーズの掛かりやすい病気

涙があふれ出て、目の周辺や鼻の脇などの被毛が「涙やけ」と呼ばれる赤茶色に変色してしまう【流涙症】や、まぶたが内側に巻き込まれ、自身のまつげで角膜に傷がついてしまい「角膜炎」や「結膜炎」を引き起こしてしまう【眼瞼内反症】などになりやすいとされています。

また、マルチーズをはじめとする小型犬に多い病気として、心臓の左心房と左心室の間にある僧帽弁がしっかりと閉まらなくなり、血流が逆流することで起こる【僧帽弁閉鎖不全症】という心臓疾患があります。放置をすると死に至る怖い病気ですが、心雑音などで発見できるので、予防接種を兼ねて年に1度は健康診断をするように心がけましょう。

その他、細菌感染による【マラセチア皮膚炎】やアレルギーによって引き起こされる【アトピー性皮膚炎】などの皮膚病にも気を付けなければなりません。症状の軽いうちに治療を開始することで、悪化を防ぐことが出来ます。

 


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