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ビーグル

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ビーグルの歴史

セントハウンド(嗅覚獣猟犬・・・鋭い嗅覚を持ち、獲物ににおいをかぎ分けながら追いつめて、ハンターに居場所を知らせる)の中で最も小型のビーグルは、古代ギリシャでウサギ狩りで活躍していた犬の子孫とされています。
ビーグルは「バック」と呼ばれる多頭の群れで動き、獲物を追いながら甲高く大きな声で鳴き続け追い詰めます。その鳴き声から、「森の鈴」という愛称もあるほどです。

ビーグルの特徴

ビーグルは体高33〜40cmの小型犬ですが、四肢のシッカリとした筋肉質で、コンパクトな体格をしています。体高と体長がほぼ同じで、丸みを帯びた頭部に垂れた長い耳と優しい目がチャームポイント。
スヌーピーのモデルにもなりました。
ビーグルは地域によって犬種標準とされているサイズが異なり、日本では体高13インチ(33cm)を標準としていますが、アメリカでは15インチ(38cm)以下と13インチ(33cm)以下の大小2段階に分けられています。

ビーグルの性格

ビーグルは明るく社交的な性格で、集団生活をしていたため、人間や他の動物との生活も可能です。
穏やかで忍耐強く遊ぶことが大好きなので、子供の相手も得意です。その反面、孤独がとても苦手で寂しがり屋なので、長時間一人ぼっちにすると、大きな声で鳴くこともあります。

可愛らしい小型犬ですが、ビーグルはスタミナ抜群で体力がかなりあるため、必要な運動量も多めです。朝晩のお散歩は長めにし、時間のある時はドッグランなどで思い切り運動をさせてあげましょう。

食いしん坊が多いため、誤飲や肥満にはくれぐれも注意が必要です。

 

 

ビーグルの被毛の特徴とカラー

ビーグルはダブルコートではありますが、短毛なのでお手入れは比較的楽といえるでしょう。しかし、ダブルコートゆえに抜け毛は多く、特に換毛期には大量の毛が抜けます。愛犬とのコミュニケーションも兼ねて、毎日ブラッシングをしてください。

 

ビーグルのかりやすい病気

ビーグルは健康的で病気に掛かりづらい犬種とされていますが、椎間板ヘルニアや糖尿病には掛かりやすいとも言われています。人間の椎間板ヘルニア同様に、犬の椎間板ヘルニアも大変な痛みを伴うことが多く、重症化すると足腰を動かすことが困難になってきます。体重の重い場合は発症しやすいと言われているので、食欲旺盛で食い意地がはっている個体の多いビーグルであっても、飼い主さんが食事の管理を徹底して、肥満にさせないように注意しましょう。

また、ビーグルは耳が長く垂れているため、蒸れやすく外耳炎にもなってしまうこともあります。愛犬が耳を気にして頻繁に耳をかいたり、耳垢の状態や臭いに変化があったら、直ぐに動物病院を受診するようにしましょう。

ビーグルに限らず、垂れ耳の犬種は外耳炎予防のためにも、イヤーローションなどを使って定期的にケアを行いましょう。

 


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