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ペット情報サイトCoo(クー) 編集部|投稿日 2017-09-21
真っ白な毛並みが美しい白猫には、2種類います。1つは白色の優性遺伝子を持った白猫で、もう1つは色素を全く持たない突然変異で生まれるアルビノです。どちらの白猫かを見分けるのは、目の色を見れば一目瞭然。
アルビノネコちゃんは、白兎や白いマウスのように目が赤色になります。
白色のネコは聴覚障害を発することが多いといわれていて、特に青い目の子や、オッドアイで青い目側の耳に障害が出る確率が他のネコよりも高いといわれています。もちろん、聴覚障害もなく健康的なネコちゃんもいます。
聴覚障害の可能性が高くとも真っ白い毛色のネコちゃんの美しさは格別で、特にオッドアイの目はまるで宝石のようです。
白猫はその外見同様に賢くプライドの高い性格の子が多いといわれています。クールでマイペースな子が多い反面、甘えん坊な子は飼い主さんべったりで依存心が高く、時には飼い主さんを困らせてしまうことも。
欧米では黒猫を不吉の象徴とする迷信があり、その昔は魔女狩りなどによって黒猫が殺されることがありました。黒猫は魔女の使いなどといわれていたのです。
現代のヨーロッパで魔女狩りが行われることはありませんが、今でも動物の保護施設では圧倒的に黒猫の引き取り手が少ないそうです。迷信だとはわかっていても、なんとなく黒猫以外を・・と思ってしまうのかもしれませんね。
そんな黒猫さんですが、迷信とは裏腹におおらかで甘えん坊な子が多いといわれています。とても賢く物静かなので飼いやすく、ネコ好きには大変人気があります。
白黒猫
日本のノラちゃんによく見られる白黒のネコ。白と黒の割合によって印象も違いますが、白が多いと白猫寄りの性格に、黒が多いと黒猫寄りの性格になるようです。
黒の部分が多く、頭部で八の字のように柄が分かれている「ハチワレ」で、白い靴下を履いたように足先の白いネコのことをタキシードキャットと呼び、白の部分が多いと牛柄とかブチとか呼ばれます。ずいぶん差がありますよね(笑
日本では「ハチワレ」というと末広がりのイメージがあり、縁起の良いネコちゃんとして昔から好まれています。
白黒で特にハチワレのネコは温和で人懐っこい性格をしています。鼻はピンクなことが多いですが、黒いスポットの入る子もいます。
筆者も子供のころから4頭の白黒にゃんこと生活をしましたが(全員ハチワレ)、どの子も優しく穏やかはのんびり屋さんで一緒に住んでいた犬とも仲良しでした。