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ねこの留守番について

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ねこの留守番について

ペット情報サイトCoo(クー) 編集部|投稿日 2017-09-14

ネコはやっぱり家が好き

ネコは犬ほど社会性の高い動物ではなく、群れで生活をする生き物でもないので、犬よりも留守番が得意といっても良いでしょう。野生時代のネコは単独で狩猟生活をする動物でしたし、縄張り意識が高く、またその範囲も広くないので、知らない場所や知らない人(動物)に会うのも苦手です。

しかし、長く人間と暮らし、人間との関係が密なネコは仔猫の気持ちを多く残しているので、飼い主さんの不在でストレスを感じたり、分離不安を示したりするネコもいます。個体差がありますが、2日以内ならキャットフードや水、そしてトイレの数を十分に用意するなど環境を整えておけば、ネコだけでお留守番が可能です。

ペットホテルなどに預けるのも便利で安心ですが、見知らぬ場所にいることはネコにとって大きなストレスになります。
2日程度であれば、お家で留守番をするほうが、ネコにとって負担は少ないはずです。

3日以上留守にする場合は、いろいろと工夫が必要です。

知り合いに世話をしに来てもらう

飼い主さんの信頼できる友人知人にお世話をしに来てもらうのも、ネコにとってはストレスの少ない方法です。一定の時間にフードを与えてもらい、トイレの掃除もしてもらいます。

ペットシッターさんに依頼をする

ペットシッターとは、犬や猫、または他の種類のペットの世話を代行してくれるサービスです。犬の場合は散歩だけを代行するシッターさんもいますが、ネコの場合はフードの世話・トイレの掃除・遊び相手などが主なサービスになります。服用中の薬がある場合は、薬を与えてくれたり、ネコだけではなく他のペット(例えば金魚など)を飼っている場合等、そのエサやりもお願いできる場合もあるようです。

価格やサービス内容も含めて、シッターさんによって違いがあるので、問い合わせや事前の打ち合わせが重要です。

我が家は猫専門のキャットシッターさんにお願いしたことがあるのですが、初回は自宅での面談がありました。フードの保管場所や与える量や、トイレの掃除の仕方などと共に、ネコたちそれぞれの性格もお伝えしました。お願いした当日、ネコたちが姿を見せれば遊んでくれるサービス(無料)もあったのですが、1匹は全く姿を見せず、もう1匹はタワーの上で固まったままだったそうです(笑)

タワーの上で固まっている子の写真を撮って、食べたフードの量やトイレの状況などと一緒に携帯メールで送ってくれました。イカ耳で警戒している姿が少し可哀そうではあったけれど、飼い主としては留守中の様子が分かりホッとしました。

ネコだけで留守番をさせる

ネコだけでお留守番させるとき、最も気を付けたいのは家の中の温度と湿度です。こちらかというとネコは暑さに弱い動物です。特に夏場などの暑い季節は、閉め切った部屋の温度が上がりやすく熱中症をおこす危険もあるので、適切な温度設定にしてエアコンをつけておきましょう。

逆に冬場は多少寒くても、ネコ用のベッドや毛布を用意しておけば、その中に入って丸くなります。特に寒冷な地域を除いて、家の中で寒さで凍え死ぬようなことはないので、電気カーペットやストーブを付けないほうが人がいないときは安全です。

1日以上家を空けるときは、排泄回数×ネコの飼育数を考えて、トイレの数を複数個用意してください。
水はネコが倒さないように安定感のある容器にたっぷりと用意をし、フードは傷みづらいドライフードにします。

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