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もしかして、猫の喘息?

出典元: Pexels/Pixabay

もしかして、猫の喘息?

ペット情報サイトCoo(クー)編集部|投稿日 2020-05-18

愛猫が毛玉を吐く時のように、嘔吐くようなそぶりを見せて、何も出ないことがありませんか?
日に何度も起こり、その後はケロッとしている場合、もしかしたら喘息かもしれません。


猫の喘息

猫の喘息は比較的若い2~3歳ころに発症することが多い病気ですが、5歳を過ぎてからからいきなり発症することもあり、発作的に起こる咳が典型的な症状です。

「オエッ、オエッ」と、体を丸めて嘔吐くように咳をするので、咳だと気が付かずに毛玉が吐きたいのかな?と感じる飼い主さんが多いようです。また、咳が収まるとケロッとするので、受診するタイミングが遅れてしまうこともあるようです。
ネコが喘息を起こす原因は様々ですが、まずはその原因を突き止めることが大切です。


そもそも喘息とは

喘息とは、何かしらの原因があり、慢性的な気管支の炎症によって気道が狭くなり、咳やゼーゼーという呼吸障害(喘息発作)を起こす病気です。発作の原因は現時点でははっきりとは分かっていませんが、特定物質に対するアレルギーや細菌やウイルス等の感染症、ストレスなどが発作の起因となると考えられています。

喘息は適切な治療を行わずに慢性的な発作を繰り返していると、重症化し、回復不能な状態に陥ることもある怖い病気です。重度の発作の場合、呼吸困難に陥り死亡してしまうこともあります。
初期症状を見逃さず、早期に受診・治療に入ることが重要です。
 

猫の喘息症状

猫はそもそも咳をすることが少ない動物ですが、喘息発作は突然起こります。咳やゼーゼーという浅い呼吸をします。症状が重い時はお腹を膨らませながら洗い呼吸をしたり、体内の酸素が不足して、口の中の粘膜(舌など)が青紫色に変色するチアノーゼが起こる場合もあります。

咳をするときは前屈みになり、首を伸ばして嘔吐くようにします。咳が止まるとケロッとし、飲み込むような、下舐ずりのような動作もみられます。
 

猫の喘息の原因

喘息の原因となるものは様々ですが、多くの場合は、花粉・埃・ハウスダスト・ダニ・香料やタバコの煙などのアレルギーだと考えられています。
人間のアレルギー疾患と同様に、一度発症してしまうと完治させることが難しく、長期治療が必要になります。
発作を繰り返すことで気道が傷つき、更に発作を起こしやすくなるという悪循環に陥ることのないように、アレルゲンとなる原因物質を突き止め、除去することが重要です。
 

猫の喘息の治療

喘息発作の起因となる物質の除去が最大の予防になります。言葉を話すことのできない猫の荒れる点を特定することは難しいですが、たとえばTVの裏やベッドの下など、ホコリの溜まるような狭い場所に入ることを好む猫の場合、ホコリやハウスダスト等、またはご家族に喫煙者がいるような場合はタバコの煙というように、生活環境からアレルゲンを推測することが出来ます。

香水や洗濯用柔軟剤などの香料、または揮発性の化学物質もアレルゲンとなる可能性が高いものです。掃除や空気の入れ替え、質の高い空気清浄機、エアコンフィルターの定期的な清掃、粉塵の出づらい自然素材の猫砂に変えるなども効果的です。

薬を使用する治療法としては、気管支拡張剤と抗炎症剤があり、飲み薬の他に吸入薬もあります。重い発作を起こしている時は、高濃度な酸素室に入ることもあります。喘息は継続的な治療が必要になる可能性が高い病気ですが、適切な治療をすることで症状を緩和し、重症化させないようにすることが可能です。主治医とよく相談し、猫にあった治療を根気よく続けていきましょう。

 

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