ペット情報サイト

ホーム > おすすめ記事一覧 > 猫のトリミングについて
猫のトリミングについて

出典元: shutterstock.com

猫のトリミングについて

ペット情報サイトCoo(クー) 編集部|投稿日 2019-07-31

ネコのトリミング

トリミングをしてもらいに、ペットを美容院へ連れて行く。と聞くと、ワンちゃんを思い浮かべる人が多いと思います。実際、ペットの美容院は数多くありますが、ワンちゃん専門でネコのシャンプーやカットはメニューにないペットサロンも沢山あります。

ネコは綺麗好きで自分の身体を舐めてお手入れするので、そもそもネコにシャンプーは必要ないと思っている方もいると思いますが、被毛が抜け替わる換毛期になると大量の毛が抜け、飲み込んでしまう毛の量も多くなってしまいますし、長毛種のネコになると全身の毛をお手入れすることが難しく、ブラッシングなどをしないと毛玉ができたり、毛球症になってしまう恐れもあります。

そのようなことを防ぐためにも、ブラッシングやシャンプーを定期的に行ってあげる必要がありますが、今回はプロのトリマーさんにトリミング(シャンプー・カット・爪切りなど一通りのお手入れ)をお願いする場合の注意点などをご紹介したいと思います。

トリミングをすることのデメリット

トリミングをするうえで最初に考えられるデメリットといえば、ネコを家から連れ出して美容院へ行くことが、どれだけネコの負担になるか?ということでしょう。

警戒心の強いネコにとって、安全な住処である飼い主さんの家から出されるだけで大きなストレスが掛かります。更に知らない場所で知らない人に触られることは、ネコにとってはストレス以外の何ものでもないでしょう。
トリミング中に暴れないように、1人のトリマーさんが施術をしている間にもう一人がネコを押さえたり、獣医さんのいる美容院では鎮静のために麻酔を使う場合もあります。ネコによっては施術中にパニックを起こしたり、心臓に負担かかって中には死亡したケースもあったそうです。
それだけネコのトリミングはリスクが高いということでしょう。

 

ネコのトリミングに慣れたトリマーさんのいるお店で、できれば飼い主さんが付き添うことのできるサロンを選ぶこともおすすめです。飼い主さんがそばにいることで、ネコちゃんの不安も和らぐそうです。

サマーカットのように極端に短くする場合、紫外線に当たり過ぎると皮膚病や熱中症になってしまうこともあるそうです。
お散歩をしたり、窓辺で日向ぼっこをすることが好きなネコちゃんの場合、あまり短くし過ぎないように注意しましょう。また、神経質なネコちゃんの場合、いつもと違う自分の身体にストレスを感じてしまうのでサマーカットは避けたほうが良いでしょう。

トリミングをすることのメリット

ネコちゃんにとってストレスいっぱいのトリミングですが、もちろんメリットもあります。

ネコの嘔吐対策には、定期的なブラッシングとシャンプーは有効です。ネコはよく吐く動物なので、それ自体をあまり心配する必要はありませんが、嘔吐が全く身体に負担がないというわけではありませんし、毛玉を吐くことが苦手なネコちゃんもいます。

長毛種や、ダブルコートなど毛の密度のネコちゃんの場合、毛を短くするで皮膚の変化に気づきやすくなります。また、プロのトリマーさんはシャンプー前に丁寧にブラッシングをしてくれるので、カットはしなくてもその後のお手入れが非常に楽になります。

室内で飼われているネコの場合、爪切りもしたほうが良いでしょう。
爪とぎは、古い層の爪を剥がして新しい尖った爪ににすることが目的です。あまり爪とぎをしない子もいますし、特にシニアになると、毛づくろいや爪とぎの回数もぐんと減ることが多いです。
伸び続けた爪は肉球に刺さってしまうこともあるので、爪切りはしてあげましょう。ネコの爪切りが苦手な飼い主さんは、動物病院や美容院でお願いしましょう。

よく読まれている記事
猫の赤ちゃん返り

猫の赤ちゃん返り

雄ネコの去勢

雄ネコの去勢

猫のしっぽの秘密

猫のしっぽの秘密

猫の下痢

猫の下痢

猫の妊娠

猫の妊娠

愛猫の甘噛みを止めさせる

愛猫の甘噛みを止めさせる


ネコの気持ち

犬の気持ち

注目ワード