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愛犬の介護について

出典元: shutterstock.com

愛犬の介護について

ペット情報サイトCoo(クー) 編集部|投稿日 2018-04-10

愛犬の老後について

これから犬を飼おうと思っている人や、まだ若い犬を飼っている飼い主さんにとって「犬の介護」というのはあまりイメージできないものかもしれません。しかし、犬も人間同様に、いつかは年老いて老犬になります。そして、病気などをせずに健康に長生きした子ほど介護が必要になってくることが多いです。

シニア期

室内飼いが主流になったことや、インターネットの普及に伴い、ペットに関する情報量も増えたことで犬の平均寿命も延びています。一般的に、小型・中型犬で10歳くらいから、大型犬で7歳くらいからシニア期に入るといわれていて、それまで出来ていたことができなくなったり、寝ていることが多くなったりします。

環境作り

老化が始まると、ちょっとした段差につまづいたり、体温調節が苦手になったり、床で滑ってしまったりと、今まで普通にできていたことが苦手になってしまいます。

段差にはステップやスロープを置いたり、滑りやすい床はコルクマットやペット用のタイルカーペットなどを敷く。家具の角には専用のクッションカバーやタオルなどを巻いて保護をしておくと安心です。足腰が弱くなると転倒しやすくなりますが、それをきっかけに寝たきりになることもあるので、そうならないように出来るだけの準備はしてあげたいですよね。

老犬の食事の介護

老犬になると食が細くなったり、飲み込む力が弱くなったり、寝たきりになってうまく食べられないことがあります。老犬用のフードに替えてあげることも必要ですが、ドライフードが食べづらいようなら水分を足してふやかしてあげたり、寝たきりの場合は上体を起こしてあげることも大切です。固形物が食べられない、自分から口を開けなくなってしまった場合は、シリンジという注射器のような物を使って、流動食や水を口の中に入れてあげてください。

床ずれが出来たとき

寝たきりになりずっと同じ体勢で寝ていると、体重のかかる部分の血流が悪くなり、皮膚の一部が壊死して床ずれができやすくなります。人間と同じですね。
筋肉が薄く、痩せると骨が出っ張って床に当たりやすくなる頬、肩、腰、肘(前足首)、踵(後足首)に床ずれはできやすいです。症状は皮膚が赤くなり、薄くなってかゆみや痛みを伴います。皮膚がジクジクして傷にもなります。床ずれになってしまった場合、悪化しないうちに病院に連れていきましょう。

老犬のトイレの介護

痴呆になると所かまわず排泄してしまったり、あまり動かないと便秘になってしまうこともあります。尿漏れをすることもあるので、必要であればオムツを使ってください。オムツを嫌がるようならケージ面にトイレシートを敷き詰めてしまうのも良いでしょう。便秘には食物繊維を多くとり、マッサージなども有効ですが、適度な運動も必要です。寝たきりでも、体を支え立たせてあげて、少しでも歩かせるようにしましょう。あまり便秘が長引くようであれば、病院に連れて行ってください。

老犬の介護用品

最近はペット洋品店やネットショップなどで、さまざまな介護用品が売られています。床ずれ防止にはクッション性に優れたマットやベッド、歩行補助用のハーネスは前足用や後足用など用途に合わせた物がありますし、徘徊してしまう子には当たっても痛くないソフトケージなるものもあります。体温調節が苦手になるので、寒そうにしているときは洋服を着せてあげると良いですね。

我が家の介護経験から

我が家では体重10kgほどの男の子のビーグル犬を飼っていました。
何度かお腹を壊したことがある以外は病気知らずでとても丈夫な子でしたが、足腰が少しづつ弱ってきました。
歩くスピードはかなり遅くなりましたが、朝夕2回のお散歩は欠かさず、食欲は全く落ちず(笑)
17歳になるころには、後ろ足に力が入らなくなり、ハーネスが必要になりました。排泄は散歩時でしたが、尿漏れをするようになったためにオムツを付けるようにもなりました。

下半身に力が入らないので便秘になり、排せつを促すために肛門周りのマッサージも必須になりました。
18歳を迎えるころには前足もグラつきはじめたので、お散歩時のハーネスは前後につけるようになり、そんな状態にもかかわらず家の中での徘徊が始まりました。ぐるぐると同じところを回り続けます。
何度も何度も転びながら、ぐるぐると歩き続けました。疲れると倒れたまま寝て、また起きるとまた歩き続けます。

そんな状態が1年ほど続いたでしょうか。その日は急にやってきました。
夜鳴きというか、年中鳴きというか・・とにかく起きている間中、ビーグル特有の甲高い声で鳴くようになりました。
それまでは1日の大半を寝て過ごしていましたし、15歳を過ぎたころからは殆ど声を発しないというほど大人しくなっていた子が、ほとんど眠らなくなり、1日中鳴き続けているんです。
同時に、何も口に入れなくなってしまいました。シリンジで水や流動食のようなものを口に入れようとしても、飲み込む力がないのか垂れ流してしまって。
毎日、動物病院で点滴をしてもらうようになりましたが、そんな状態なので身体は急激に衰え、あっという間に寝たきりになりました。ただ鳴くことだけは止まずでした。

床擦れができないように身体の向きをかえること、鳴いたら名前を呼びながら身体をさすり、時には抱っこをしながら寝かしつけ、正直、わが子を出産した直後よりも大変な状況でした。人間の赤ちゃんはオムツにウンチをするけれど、尻尾のある犬はオムツの中にウンチはできないんですよね。何度ウンチまみれになったことか・・この状態は約一か月。

最後は私の腕の中で、スーッと静かに息を引き取りました。

介護が終わり考えたこと

その時に私ができることはしてあげたつもりですが、もっとこうしてあげたほうが良かったんじゃないか?そうはしないほうが良かったんじゃないか?と、色々なことを考えました。今でもよく考えます。
最善の介護がどのようなものかはよく分かりませんが、飼い主である私たちにとっても後悔の残らないように、ペットが穏やかな時を過ごせるように、心構えと出来る準備はしておくようにしたいものですね。

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