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ペット情報サイトCoo(クー) 編集部|投稿日 2019-02-13
ぽっちゃり体型のネコは、なんとも憎めなくて可愛いらしいですよね。
ネコのイラストや漫画でも、スリムなネコちゃんよりもポッチャリにゃんこの方が多いようなイメージです。
そんな可愛いポッチャリにゃんこですが、やはり人間と同じように肥満は病気の原因となります。
野良ちゃんに肥満の子がいないように、ネコの肥満はずばり飼い主さんの責任です。
肥満ネコになる前に、生活を改善し、脱ポッチャリ宣言をしましょう。
飼い主さんの意識が大切
ネコを太らせるのも、理想的な体型を維持するのも飼い主さん次第。近頃、メタボのネコは増えていて、それを原因とした病気のネコも増えています。
肥満は万病のもとです。食べたいのに食べさせないのは可哀想・・というのは、大きな間違いです。
人間同様、一度体重が増えると、減らすのは容易ではありません。まずは太らせないことが大切ですが、太ってしまったネコはダイエットを試みてください。
せっかく家族に迎えたネコちゃんですから、健康に長生きしてもらいたいですよね!
●痩せ ・・・肋骨や骨盤が外から簡単に分かります。首が細くて、上から見ると腰が深くくびれています。
横から見ると、脂肪が少なく、腹部が極端にへこんでいます。
●やや痩せ・・・背骨と肋骨に触れることが出来ます。上から見ると、少し腰がくびれています。
横から見ると、腹部がわずかにへこんでいます。
●理想的 ・・・触ると肋骨が分かりますが、外から見てもわからない状態。
上から見ると、肋骨の後ろに腰のくびれがわずかに見られます。
横から見ると、腹部にわずかに脂肪がついています。
●やや肥満・・・脂肪がついていて、肋骨や背骨にハッキリ触れることが難しい状態です。
横から見ると腹部にくびれがなく、歩くと腹部が少し揺れるのが分かります。
●肥満 ・・・肋骨や背骨が厚い脂肪に覆われています。触れても骨の形が分かりません。
横から見ると、お腹が丸く膨らんで、上から見ても腰のくびれは見られず、歩くと腹部がはっきりと揺れます。
どんなネコでも、運動をせずに食べすぎれば肥満になる可能性があります。
でも、中にはそれほど食べすぎていないのに、太りやすいというネコもいます。
例えばメスはオスよりも太りやすいと言われていますし、去勢・避妊をしたネコも、手術前より太りやすくなります。
様々なタイプのフードがあるので、ネコの体質や状態を見て、フード選びから飼い主さんがコントロールをしてあげましょう。