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ペット情報サイトCoo(クー) 編集部|投稿日 2019-01-10
仔犬を迎え入れたその日から、仔犬のトイレトレーニングを始めます。仔犬を迎える前に、その犬種の仔犬が2頭入り、成犬時に1頭入る程度の大きさのサークルを用意しておきましょう。
仔犬の排泄は月例+1時間間隔が目安なので、例えば生後3か月の仔犬は3+1で4時間おきに排泄をさせる必要があります。排泄時間がきたら仔犬をトイレに連れていくという方法もありますが、人間の赤ちゃんの授乳のように、真夜中でも排泄時間が近づいたら起きてトイレに連れていかなくてはなりません。
ですので、先ずは1週間サークルの中から出さずにトレーニングをする方法を紹介します。
サークルは仕切りを入れて両側にペットシーツを敷き、部屋の隅のほうに設置します。
一番の理由はトイレを失敗させないためですが、環境が変わったことによるストレスを軽減することができます。
もともと犬は穴で暮らす動物のため、狭い場所の方が安心して眠ることができます。
トレーニングを初めてしばらくは、両方のシーツに排泄するでしょう。しかし、1週間・2週間と日が過ぎるうちに、片側での排泄回数が目に見えて多くなります。そして、やがては決まった片側で排泄をするようになります。
このころの仔犬の排泄回数はウンチが5~6回、オシッコはその3倍といわれています。その回数は徐々に減っていくので、排泄回数の多いうちに訓練するようにしましょう。
排泄に気づいたら、トイレシーツはまめに取り換えましょう。犬はもともとキレイ好きな動物ですし、汚れているところで排泄はしません。
このころになると、サークル内のペットシーツは片側になっているでしょう。シーツの敷いているところで排泄をしたら、大袈裟にほめてサークルから出してあげましょう。ただし、飼い主の見ている前でトイレに成功した時だけ褒めて、見ていないときに正しい場所で排泄をしたとしても、ただ片付けるだけにします。サークルから出す時間も10分から15分程度にして、またサークルに戻します。
トイレに成功すると褒められるということを繰り返しているうちに、仔犬は排泄するという行為とその場所を関連付けて覚えるようになります。最終的には、尿意や便意を感じると、自分から決まったトイレに入るようになります。