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愛犬に洋服を着せること

出典元: shutterstock.com

愛犬に洋服を着せること

ペット情報サイトCoo(クー) 編集部|投稿日 2017-12-02

犬に洋服を着せたほうが良いの?

犬に洋服を着せることについては昔から賛否両論ありますが、メリット・デメリット両面から考えていきましょう。

犬に洋服を着せるメリット

★夏の直射日光や、マダニや蚊などの虫から肌を守る
★クーラーで室内が寒い時の防寒
★冬に風邪を引かないようにするための防寒
★抜け毛が部屋に落ちないようにするため
★雨の日はレインコートを着せるとことで、毛が濡れることを防いだり泥除けにもなる

夏は紫外線や虫から肌を守ることができる

夏の散歩時など、犬に洋服を着せていると暑そうだなと感じますが、犬も人間同様に紫外線を浴びることで皮膚に炎症を起こすことがあります。特に白い毛の犬の場合、紫外線を過剰に浴びたことが原因で日光過敏症になってしまうこともあり、特にお腹や鼻の上などの毛の薄い部分などは症状が出やすく、皮膚がんになる可能性もあります。

更に夏は虫の発生の多い季節です。マダニに噛まれたり蚊に刺されたりするのを、少なからず防ぐことができます。

暑さ寒さ対策になる

昔は外飼いをしているお家も多かったのですが、近年、犬の飼育環境は外から室内へと変わりつつあります。幼いころから室内で飼育されてきた室内犬は、外飼い犬のようにうまく体温調節も出来ません。特にシングルコートの犬やヘアレスドッグといわれる犬種は暑さ寒さに弱いので、洋服を着せて体温調節をするという選択も良いでしょう。老犬も同様に体温調節がうまくいかなくなってくるので、寒い時には洋服を着せてあげるほうが良い場合もあります。

抜け毛防止に

ダブルコートの犬には、年に2回の換毛期があります。
換毛期はブラッシングしてもしても、毛が抜け続けます。換毛期に洋服を着せておけば、歩くたびに毛が抜けるという飼い主さんのストレスは軽減されます。

皮膚病やケガのあとに

皮膚病をおこしたり術後など、犬が傷口や炎症部位を舐めたり引っかいたりするのを防いだり、アレルギー体質の犬には、洋服を着せることで花粉などのアレルゲンが毛や体につくことを防ぐことができます。

犬に洋服を着せることのデメリット

犬に服を着せるのは良い事ばかりではありません。デメリットももちろんあります。

ストレス

洋服を着せられることを嫌がる犬は多いと思います。
なぜなら、洋服を着せられることで体が圧迫され、動きもぎこちなくなります。
慣れていない犬に無理に洋服を着せると洋服が嫌いになったり、ストレスになったりします。

誤食の恐れ

リボンやボタンなど、装飾品の付いている洋服は誤食につながることがあります。必ず飼い主さんの管理下で洋服を着せ、できるだけ動きやすく機能的な洋服を選ぶようにしてください。

毛玉になり易い

長毛犬の場合、洋服を着せると被毛が擦れて毛玉になりやすいので、洋服を脱がせた後はブラッシングなどのケアが必要となります。

犬にとって洋服を着ることは、自然なことではありません。紫外線予防や防寒などのために洋服を着ることは犬にとっても悪いことではないはずですが、本来の犬の生活には必要なことではありません。何より、抜け毛予防のために・・などをいうのは完全に人間の都合によるものです。

だからこそ、洋服を着せるという選択をした飼い主さんには、犬のストレスにならないように少しづつ慣らしていくことや、心地よい動きやすい洋服を選んであげてほしいと思います。

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