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ネコの多頭飼い、メリット・デメリット

出典元: shutterstock.com

ネコの多頭飼い、メリット・デメリット

ペット情報サイトCoo(クー) 編集部|投稿日 2017-11-21

ネコの多頭飼い

ネコの専門雑誌やTVやインターネットの動画サイトでのネコ団子(複数のネコはお団子のようにくっついて寝ること)は、ネコ好きにとって憧れであり、いつ見ても癒される光景ですよね。
それがもし我が家で見ることができれば・・・と、多頭飼いしたいっ!欲求にかられる方も多いと思います。

飼っているネコを一人でお留守番させることの多い方だと、「ネコが寂しいのでは?」と思うこともあるかもしれません。
しかし、そもそもネコは犬のようには群れを作らず、単独で行動する生き物です。
のんびりと1人気ままに暮らしていたところに、新しいネコが来れば先住猫にとっては少なからずストレスになります。
ネコ同士の相性が良く、仲良くなれることもありますが、仲良くなれずに別々のスペースでネコ同士を離して飼わなくてはならないこともあるかもしれません。

様々なことを想定し、上手くいかなかった時の対処方法も考えたうえで2匹目、3匹目を迎えるようにしてください。

多頭飼いのメリット

多頭飼いをしている飼い主としての個人的感想を先に書かせていただけるとしたら、なんといってもネコたちが仲良く遊んでいたり寄り添って寝ている姿が可愛いすぎ!
一匹で飼っていてもとても可愛いネコですが、ネコが増えるとその分楽しみや喜びも2倍3倍に増えていくでしょう。
ネコにとっても遊び相手が増えて運動不足が解消されたり、飼い主が外出する時の寂しさも緩和されるような気がします。

ネコは寂しさを感じないといわれていますし、我が家でネコを飼うようになってから、1匹で飼っていた時よりも2匹で飼うようになってからのほうがネコ(先住猫)のストレスは減ってきているように感じます。あくまで飼い主目線ですが。

多頭飼いの難しいところ、デメリット

猫どうしの相性

最大の問題はネコ同士の相性です。

ネコ同士の相性が悪いと、ケンカはもちろん、そのストレスから様々な問題行動を起こすようになります。
例えばトイレ以外のところで粗相をしたり、自分の縄張りを主張するために尿スプレーと呼ばれるマーキングをしたりします。

飼育にかかるコストや手間

ネコが増えれば増えるだけ、費用が掛かるようになります。
エサや猫砂等の消耗品はまとめて購入するなどの工夫をすれば、いきなりコストが2倍3倍と増えていくわけではないかもしれませんが、動物病院にかかる費用はネコの頭数だけかかります。
毎年のワクチン接種やフィラリア予防などのお薬代も、費用×頭数です。特に病気になった際の通院費など、思った以上に費用がかさみます。
長毛種には必須のブラッシングはもちろん、シャンプー、毎日のトイレの世話もネコの頭数が増える分、飼い主さんの負担も増えます。

飼育環境

マンションなど集合住宅でネコを飼う場合、飼育頭数が限られている場合が殆どなので、事前に確認が必要です。
また、ネコを多頭飼いする場合はトイレを複数する必要があります。

ネコの多頭飼いを考えるなら、一番良いのは始めから兄弟で一緒に飼うことです。
ブリーダーさんから引き取るときも、保護猫ちゃんを引き取るときでも、いつか多頭飼いをしたいと考えていて、その環境が整っているならば、ぜひ兄弟(性別は関係なく)でお迎えしてください。

兄弟でなくとも、それぞれが仔猫のうちに飼い始めると、仔猫はあまり縄張り意識も強くないのと、遊び相手がほしいのとで兄弟のように仲良くできる可能性が高いです。

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