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子猫を保護する

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子猫を保護する

ペット情報サイトCoo(クー) 編集部|投稿日 2018-04-19

子猫を保護した時の対処法

子猫は母ネコが育てるのが一番ですが、様々な理由で人が育てることもあります。
特にネコとご縁のある方は、捨て猫を発見し、保護されることが少なくないようです。「子猫を放っておけない気持ちはわかりますが、本当に連れて帰っても大丈夫ですか?どんな労力が必要かご存知ですか?といわれると、ちょっと考えてしまいますよね。

体温調節はできず、自力で生きることは無理

生まれたばかりの子猫は、いろいろな点で母ネコに頼らないと生きていけません。その親代わりを、保護した「あなた」がしなければならないのです。
子猫は自分で体温調節ができないので、温めたり、時には風にあてたりして体温を調節してあげる必要があります。もちろん、暑い寒いと主張するわけではないので、子猫の様子を見ながら対応していく必要があります。

数時間ごとのほ乳が必要

人間の赤ちゃんと同じように、子猫の食事(ほ乳)も数時間ごとに行う必要があります。例えば・・・

生後4日目くらいまでは2時間ごと、生後5~13日目くらいまでは3時間ごと、生後14~21日目くらいまでは3~4時間ごと。

子猫のお世話は大変です。かなりの覚悟がないと出来ないことかもしれません。ですから、保護すると決める前に、自分にお世話ができるのか?よくよく考えて、状況的に厳しいと思うのであれば、迷わず保護団体などを探して連絡をするようにしてください。
そのまま放っておくと、子猫をはあっという間に衰弱してしまいます。

どんなミルクを飲ませたら良いのか

何を飲ませれば良いのか?というのも重要なポイントです。

市販されている「ネコ用ミルク」が良い、「牛乳」で大丈夫、「山羊ミルク」が良いというように、様々な意見がありますが、その子の体質にに合うのであれば、どのミルクでも良いのです。

人間同様、ネコにも牛乳に含まれる「ラクターゼ」という酵素が少なく、牛乳を体内で分解できずに下痢を起こすネコもいます。その他、牛乳には資質が含まれるため、身体の小さなネコが摂取しすぎると肥満になることもあるので、やはり注意は必要です。

排便コントロール

生後一か月くらいまでは、自力で排便が出来ず、母ネコが肛門や陰部をなめて、その刺激で排便を促しています。ですので、食事の前後にはぬるま湯で濡らした柔らかいガーゼなどの布で、肛門や陰部を軽くなでてあげる必要があります。そうすることで、便が出てきます。

このように、まだ小さな子猫を保護するということは、時間的・経済的・そして精神的な余裕や体力、また子猫を育てるんだという覚悟がないと、なかなか難しいことかもしれません。

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