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ペット情報サイトCoo(クー) 編集部|投稿日 2017-10-12
ネコも年を取ると、人間と同じように今まで自分で出来たことが難しくなってきます。
例えば体を動かすことが大変になってくるので、グルーミングをあまりしなくなります。
そのままでは不衛生ですし、飼い主さんがガーゼやタオルなどで優しく拭いてあげるなどして、ネコの体を清潔に保つようにしてあげてください。
運動量が減るので、それまでの8割程度にフードの量を抑えましょう。
また、一度に多くの量を食べられなくなるので、回数を多くして調節をすると良いですね。
老ネコになったら、シニア用のフードに変えましょう。
療法食を食べている場合などは、獣医さんに相談をして、ネコの状態にあったフードを選んでもらいましょう。
自分でするグルーミングの回数が減るので、抜け毛が付いたままだったり、毛玉が出来てしまいがちです。
飼い主さんがそのネコちゃんに合ったブラシやコームで、ブラッシングをしてあげましょう。
自分でなかなかケアできなくなるので、ネコの体を清潔に保つためにも、濡らしたガーゼやタオルなどで綺麗に拭いてあげてください。
爪とぎをする回数も減るので、爪が伸びすぎて肉球を傷つけないように、定期的にチェックをして爪切りをしてあげましょう。
年を取ると高いところに上ることが難しくなります。
キャットウォークやキャットタワーの段差は、高低差が小さくなるように工夫してあげてください。
また、トイレや寝所など、なるべく近くに集めて設置してあげましょう。
ネコは環境の変化を好みません。
老ネコになってからの引っ越しや模様替えは更に大きなストレスになるでしょう。
出来るだけ安心して暮らすことができることを優先にして、やむを得ず引越し等をする場合は、使用していたトイレや猫用のベッドなどはそのまま使用するようにしてください。
新しいネコを家に迎えることは、若いネコにとっても多かれ少なかれストレスになります。
老ネコになると更にそのストレスは大きく、特に新しいネコが仔猫の場合は、元気いっぱい過ぎて老ネコは疲れてしまいます。
どうしても同居させる場合は、部屋を分けるなどして、老ネコが静かに休める場所を作ってあげるようにしましょう。