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しっぽの動きで犬の気持ちを知る

出典元: shutterstock.com

しっぽの動きで犬の気持ちを知る

ペット情報サイトCoo(クー) 編集部|投稿日 2017-10-03

しっぽの動きと犬の気持ち

犬がしっぽを振っている姿はとても可愛らしく、見ているほうも嬉しくなっちゃいますよね。
そもそも、犬のしっぽの役割とは何でしょう?

:しっぽは体のバランスをとったり、複雑な動きをするときには、船の舵のように方向転換を助ける働きをします。
:寒い時は体を丸めてしっぽで鼻周りを覆うことで、冷たい空気を吸わないようにする効果があり、寒さから身を守っています。
:感情を表すときに顔の表情を変えたりしますが、それと同じくらい犬の感情が豊かに表れるのがしっぽです。

人間にはないしっぽですが、様々な役割を果たしているんですね。
今回はしっぽの動きから、犬の気持ちを探っていきたいと思います。

しっぽをピンっ!と立てるとき

しっぽを振らずに真上に上げているのは、自信の表れです。
気合の入っている状態ですね。他の犬がいる場合は、相手の犬に対して自分を大きく見せようとしていることもありますが、柔らかな表情をしているときは、ケンカをしようと思っているわけではありません。

首から背中、そしてしっぽの毛を逆立たせている場合、興奮や怒りを表しています。

しっぽに力を入れず、少し下げているとき

体に力が入らず、自然にしっぽを垂らしているときは、リラックスしている状態です。
柴犬や秋田犬などしっぽがクルッと巻いた犬種でも、リラックスしているときはしっぽが垂れていることもあります。

しっぽを下げて股の間にいれるとき

頭を下げ、体勢を低くし、下げたしっぽを股の間に入れているときは、不安な気持ちでいっぱいです。
自分より体が大きく強そうな犬に会ったときや動物病院に連れていかれた時など、怖がっているときに出すサインです。
この時、四肢に力が入り、恐怖から震えることもあります。

しっぽをブンブンと勢いよく振るとき

はち切れんばかりに、しっぽを勢いよく振っているときは、喜んでいるサインです。
飼い主さんと楽しいことをするとき、大好きな人に会ったとき、仲の良い犬に会ったときなどに見られます。喜びすぎて、オシッコ(うれしょん)をしてしまうワンちゃんもいますね(笑

しっぽを下げて穏やかにふるとき

しっぽを後ろ脚のところまで下げて、ゆっくりと左右に振っているときは、嬉しいこともあれば少し不安を感じているときもあります。
しっぽだけではなく、相手から目を逸らしたり頭を下げているときは不安の表れで、穏やかな顔で相手の目を見ているときは嬉しい時です。

しっぽだけではなく、顔の表情や力の入り具合など、全身の様子を見て犬の気持ちを感じましょう。
 

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