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ペット情報サイトCoo(クー) 編集部|投稿日 2018-11-20
ネコはまずニオイで相手を確認します。
ネコの口の周りにはニオイを出す線があり、ネコ同士はニオイをかぎあって相手を確認します。
仲の良いネコ同士はもちろん、人間に挨拶する時も鼻をくっつけます。
鼻と鼻をくっつけているように見えるだけで、実はお互いのニオイをかいでいるのです。
次に肛門周囲のニオイもかぎます。
ネコの肛門周囲には、コミュニケーションをとるための何らかののニオイを発しているとされます。
ネコにとって、親しくない相手の目をジッと見つめるのは危険な行為です。
見ず知らずのネコと偶然出会い、目を逸らさずに見つめれば、にらみ合いになりケンカに発展する可能性があります。
通常、ネコはなるべくケンカを避けるので、互いに目を逸らします。
目を逸らすことで争う気がないことを伝えるのが、ネコの世界のルールだからです。
目を逸らすのが面倒な時は目を閉じます。これはいわゆるネコウインクですね。両目ウインクです。
親しいネコ同士(もしくは飼い主さんに対して)、じっと見つめても、それは威嚇ではありません。
「遊ぼうよ!」と誘っていたりします。
知らないネコ同士が出会ったとき、互いに自分が相手より強いか弱いか本能的に判断していると考えられています。
自分のほうが優位に立っていると思う場合、そのネコは落ち着いて相手を真っ直ぐに見つめ進みます。
逆に劣位と感じているネコは、目を逸らし道を譲るか、逃げたりしてしまいます。
また、恐怖心から相手を威嚇してしまうこともあります。
お互いに譲らない場合は、にらみ合いからケンカに発展してしまいます。
このケンカで勝負がつけば、負けた猫は劣位を受け入れるしかありません。
しかし、この序列がそのまま続くわけではなく、ケンカに負けた猫がリベンジを挑んで勝ったりすると、優劣がひっくり返ることもあります。