寂しがり屋じゃないよ？

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他のペット同様、うさぎも飼い始めると可愛くて楽しくて、ついつい人間のように「お友達がいたら楽しいんじゃないか？」と考える飼い主さんも多いと思います。

うさぎは寂しいと死んじゃう・・などという話もありますが、それは真っ赤なウソです。

うさぎは草食動物なので、半日程度の絶食でも胃腸の動きが停滞して命の危険につながることがあります。
飼い主さんがうさぎの世話をせずに放っておくと、気が付いた時には既に・・ということもあり得ます。
そんな時に「寂しくて死んでしまった」と思った人がいたのかもしれませんね。

うさぎは寂しさでは死にません。というよりも、むしろ臆病で警戒心の強い動物なので、1人でも寂しくありません。
ただし、ペットのうさぎの祖先であるアナウサギは群れを作って生活するので、仲間と共に暮らすことに向いていないわけではありません。

多頭飼いの場合、仲良くなることなれることもあるかもしれませんが、相性が悪いと大喧嘩に発展する可能性があります。
仲良くなれればお互いをグルーミングしあえるので病気予防になりますし、飼い主さんのとっても楽しみが多くなるでしょう。

どんな組み合わせが良いか？

うさぎは縄張り意識の強い生き物です。オス同士だと争ってしまう可能性が高いので、メス同士、もしくはオスとメスの組み合わせが飼いやすいかもしれまん。
しかし、うさぎは繁殖能力が高いので、ペアで飼うとあっという間に増えすぎてしまいます。
うさぎは生後半年から繁殖可能で、一度で平均５～６羽、多い時は10羽もの仔ウサギを生むので、ペアで飼う場合は計画的に繁殖させるか、去勢・避妊をする必要があります。

あまりお勧めは出来ませんが、オス同士で仲良くなれる場合もありますし、結局のところは、うさぎの性格と相性によるのでしょうね。
何れにしても、多頭飼いをするならば、オス同士・メス同士・オスメスのペアにかかわらず、個々のケージに分けることがイチバンです。