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繁殖をさせないなら、手術をしましょう

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繁殖をさせないなら、手術をしましょう

ペット情報サイトCoo(クー) 編集部|投稿日 2018-01-31

病気のリスクを減らすために

避妊手術を受けないと、ネコは年に数回は発情期がやってきます。発情期特有のネコの行動には手に負えないものも多く、子猫を生ませるつもりならともかく、繁殖させるつもりがないならば避妊手術を受けさせることが、病気のリスクを減らすことにも繋がります。

交尾をすれば高い確率で妊娠するネコ

ネコの妊娠の仕組みは人間とは違います。ネコは年に数回発情期があり、その期間はオスが自分の子孫を残すために、必死で交尾相手を探します。オスとメスが出会って交尾をすると、メスはその刺激で排卵をします。受精確率は90%以上の高い確率で妊娠し、二か月後には数匹の子猫が生まれます。

生まれた子猫を自分で育てたり、里親を探してあげることができるなら良いのですが、その責任を負えないのであれば妊娠させてはいけません。

ネコにとっても人にとっても不妊手術は有意義なこと

発情期中、ネコは大声で鳴き、壁などに尿スプレーをかけたりして交尾相手にアピールをします。ネコにとっては自然な行為ですが、室内でこれをされたら人間にとってはかなりの迷惑。人とネコが暮らしていくうえで発情期の行動は人にとってはかなりの弊害であることは間違いありません。というと、まるで人間の都合ばかりのようですが、ネコにとっても避妊・去勢手術を受けることはメリットあり、それは生殖器の病気のリスクを減らせるということです。

避妊手術を受けていない雌ネコは、乳腺や子宮に悪性腫瘍(ガン)ができたり、生殖器の病気になることが多いのですが、手術をすることでそのリスクを減らすことができます。

手術の危険は殆どなし

不妊手術ではオスは睾丸をメス子宮と卵巣を摘出します。難しい手術ではないので危険は殆どありません。もちろん、事前に血液検査などをして、健康状態を把握することは必至です。不妊手術は生後6か月から1歳くらいの間に受けるのがベストです。生後6か月を過ぎるころには手術に耐えられる体力がつき、オスもメスも1歳を迎えるまでには発情期を迎えます。1度でも発情期を迎えると、手術をしても尿スプレーなどの問題行動が残ってしまう可能性があります。発情期を迎える前に、不妊手術を受けるほうが良いでしょう。とはいえ、ネコの成長具合などは個体差もありますので、かかりつけの獣医さんに相談してから時期を決めましょう。

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